液晶購入時に役立つ用語解説 - スペック表を理解したい人向け - ディスプレイモニタ、テレビ

液晶購入時に役立つ用語解説 - スペック表を理解したい人向け - ディスプレイモニタ、テレビ
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日本では年末商戦、北米ではブラックフライデーやボクシングデーなどで新しくディスプレイを購入する人も多いと思う。

店頭やウェブサイトのスペック表が読み取れるように、各用語やだいたいの基準を説明するので、新しくモニター購入検討の人は参考にされたし。

解像度/Resolutionに関する用語

モニターにおける画素数や解像度

厳密にいえば「画素数」と「解像度」は本来の意味が全然違うのだが、一般的には画質のこととおもってよい(細かく知りたい人は下の方で述べる)。ようは画面内にある「画素/ドット/ピクセル」の数である。フルHD画質とは1920x1080(横が1920個、縦が1080個のドット)のこと。フルでないただのHD画質は1280x720である。ドット数は多いほうが画質がその分綺麗。

縦方向のドット数に"i(インターレース)"とか"p(プログレッシブ)"をつけて、「1080p」、「720i」等と表記される。

ハイビジョン/HD/ハイデフ

"High definition"(高精細)の略。一般的には720iつまり、1280x720個のドットからなる画質をさす。DVDでみる映画の画質はだいたいこれ。高精細という名前だが、今の時代となってはもはや全然高精細ではない。

フルHD/Full HD

Full High definition videoの略で、1920x1080ピクセルの画素数をもつものである。HDよりも画質がよく、ブルーレイでみる映画などの画質がこれに当たる。ゲームだとPS3やXbox360の一部ゲームから対応している(対応してるかどうかはパッケージの裏面とかに大抵かいてある。)。

昔ながらのアナログ端子(赤白黄色の端子)でゲーム機器とモニターをつないでしまうと、たとえゲームとモニター両方が高画質に対応していたとしても、アナログ端子出力した時点で画質が極端に落ちるので注意。

"1080i"と"1090p"の違い

どちらも1920x1080の画質のある動画データであるが、この二つはブラウン管などにおける「走査線」の描画の仕方の違う。

iは「インターレース方式」

走査線を1本毎に飛ばして描画する方法。ちなみに「液晶モニター」の場合はそもそも「走査線」の意味がまったく違い、1ピクセル1ピクセルを左から右に高速で描画したときの残像の事を言う。液晶モニターはインターレース方式でうけとった動画ファイルは内部でプログレッシブに方式に変換して表示しているので、iやpなどの違いをうけない。。

pは「プログレッシブ方式」

プログレッシブ方式とは、走査線を上から順に1本ずつ全て描画する。パラパラ漫画と同じ。30fpsであれば、1秒間に30枚の絵が描画されるということ。

youtubeやニコニコ、スマホ上でみる動画は基本的にすべてプログレッシブ方式である。

4K/4K resolution

Kは、kg(キログラム)やkm(キロメートル)でお馴染みの1000を表わす接頭辞で、画質においての4Kとは、横4000x縦2000前後の画面解像度をもつものである。一般的には映画やカメラなどで4096x2160ピクセル(DCI 4K)のフォーマットか、4K UHDTVと呼ばれる3840x2160の規格の2種類がある。通常お店買うモニターの解像度で4Kと表示されていたら、3840x2160の事を言う。この値はFull HDの画質の丁度4倍(縦2倍横2倍)の画素数である。

XGA

1024x768の解像度のこと。大昔のスタンダードサイズだったがもはや古すぎて最近みない。eXtended Graphics Arrayの略で、もともとはIBMが開発したビデオカードの名前だった。

SXGA

1280x1024の解像度のこと。上記のXGAのワイド版で、S(Super)がついた。古いのでお勧めしない。

WXGA+

1440x900の解像度の事。こちらも廃れてる。お勧めしない。WはWideの頭文字。

UXGA

1600x1200の解像度。これも古い。Uはウルトラ(Ultra)です。

画質、画面表示に関するその他の用語

インチ/inch

長さの単位である。画面表示領域の対角線上の長さである。この値がでかいほどモニターはデカい。

アスペクト比/Aspect Ratio

画面の横と縦の比率である。一般的なのは16:9。昔のブラウン管時代は4:3が主流だった。モニターによっては16:10などもある。

輝度/Brightness

ディスプレイの画面の明るさのこと。単位はcd/m2(カンデラ毎平方メートル)が使われる。数値が大きいほど明るい。

基本的には輝度が高ければ明るく綺麗に見えて、画面の色も鮮やかに見えることもあるが、高すぎると黒いものも明るくなりすぎて飛んで見える(「重厚さが欠けて見える)ことがある。

また、輝度は高く設定することで目が疲れやすくなる。輝度の高さは用途によって適正稚があるので、単純に高ければよいというわけではないという事を覚えておこう。一般的な使い方(映画鑑賞、ゲーム、WEBサーフィン)に関していえば、最近売り出されているディスプレイであれば輝度の値はそんなに気にしなくてもよいと思う。

具体的な目安としては、室内で使う場合は300cd/m2 以下で十分。光の強い屋外で使用する場合は最低ラインが300 cd/m2。輝度が高いものを購入しても、設定で下げる子ができるので、高いものを買う分には心配しなくてよい。

コントラスト比/Contrast Ratio

画面内のもっとも明るい部分と最も暗い部分の輝度の差がどれくらいあるかの比率のこと。ようは、真っ白い部分と真っ黒い部分の明暗の差が何段階あるかの比率である。この値が高いほど、明暗の差がはっきりでるので高性能である。輝度の比率なので、この値を参照するときは、輝度の値とセットで考えるとよい。

ダイナミックコントラスト比/Dynamic Contrast Ratio

通常のコントラスト比はいわゆる「スタティックコントラスト比(Contrast Ratio Static)」のことである。ダイナミックコントラスト比では、明るい部分ではバックライトを使用してから測定する。つまり、明るい部分の輝度が飛躍的に向上するため、コントラストの比率も大きな数字になる。

リフレッシュレート/Refresh Rate

1秒間に画面をリフレッシュする回数で、一般的な液晶だと60hzほどで、これは1秒間に60フレーム表示できますよ、ということである。この値が上がれば上がるほど動きが滑らかになり高性能。

ちなみにテレビ番組などは通常30fps(厳密には29.97fps)で映画やアニメは24fpsである。fpsは1秒間当たりのフレーム数。なので、60fzでの出力ができる最近の一般的な液晶は、フレームレートの観点でいえば十分すぎるといえる。

一部のスポーツ番組や、プロゲーマー用に秒間120fpsの動画を配信していることがあるが、普通の人間には知覚できないレベル。

応答速度/Response Time

画面の色が「黒→白→黒」と変化する時に要する時間で、単位にはミリ秒(ms)が使われる。この値は低ければ低いほど優秀。この値が高いと、映像の切り替わりに時間がかかり、残像感が高まる。最近の一般的なモニターはこの値が5msで、これはもう残像が一般人にはまったく知覚できないほど既に高速である、よってあまり気にしなくてよい。ゲーミングモニターとよばれる類のものだと、この値が1msあたりになってくる。

ハイダイナミックレンジ/HDR

従来よりも明暗の階調をより豊かに表現できる。High Dynamic Rangeの略。

ディスプレイの種類/Display Technology

古いのまで取り上げるとキリがないので、現状種類の二種類だけここで説明する。

液晶ディスプレイ/LCD

liquid crystal displayの略。今最も主流。

プラズマディスプレイ/PDP

Plasma Display Panelの略。液晶と比べて視野角が広く、応答速度が速く、色純度が良い。欠点として、明るい部屋でのコントラストが低く画面が暗い。ガラスパネルの光反射と、疑似輪郭が発生する。液晶よりも多くの電力を使う。

入力端子や出力端子

ケーブルでも画質は変わってくる。ほとんどの人は気にしないが奥の深い世界。微々たる差だが、原則的にケーブルは長いほうがノイズがおおくなるため画質が下がる(感じ取れるかどうかは別として)。

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HDMI

今どきの主流。映像と音声をこれ一本で転送できる。通常フルHD画質(1920x1080)の映像を転送できる。これより上の画質、例えば4K画質などを転送したいときは、4K対応と書いてあるお高めのHDMIケーブルを別途用意しないといけない。

Chromecast(クロームキャスト)とか便利なものをさせたりする。

最近の家庭用ゲーム機には必ずと言っていいほうついている端子。

DVI

実は2種類あり、DVI-Dはデジタル映像専用であるのに対して、DVI-Iはアナログデジタル兼用で使える。フルHDや4K等の高解像度を扱うときは、Dual Link-DVIが必要になる。

PC入力端子/D-Sub

パソコンとその周辺機器をアナログ信号でつなぐ接続端子の事。これもいくつか種類がある。

D端子

アナログ端子(昔からある赤白黄みたいなやつ)をひとまとめにしたやつ、いろいろD1~D5まで規格がある。ハイビジョンに対応しているのはD3以上の端子。

USB

みんな大好きUSB。最近は3.0が主流。

DisplayPort

HDMIより小型だが高画質の動画や音声、制御信号がデジタル出力できちゃう。

Thunderbolt

アップルプロダクトに多い。imacやmacbookなどで使われている。その名前の通り、めちゃくちゃはやい。インテルとアップルが共同で開発した。

ゲーミングディスプレイについて

テレビはみないけど、ゲームやYoutubeをみたり、PCのセカンドモニターとして使うという用途にはピッタリ。ある程度小型でも解像度の高い高画質のものが多い。

値段がテレビよりやすくて、高性能なものが多い。

今から買うなら最低でもフルHDのものを進める。

余計な機能がついてない分安いが、内蔵スピーカーついてないものもあるので、必要な場合はしっかり確認すること。

その他チェックしとくととよさげなもの

  • ヘッドホンジャックがあるかどうか?
  • ネットにつなげるかどうか?(Lanケーブルがさせるか?)
  • Wifi接続できるか?
  • Bluetooth通信できるか?
  • 音声コントロールができるか?
  • モーションコントロールができるか?
  • 内臓オーディオスピーカーがあるか?
  • 3Dに対応しているかどうか?
  • タッチパネルとして使えるかどうか?

ぐらいだろうか。

めんどくさくなってきたので今日はこのへんで。

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