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英語のリーディング力を鍛えるのに良いかもしれないiPhoneアプリ 小説型RPG「SORCERY!3」をプレイしてみた。

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更新日📅 June 08, 2020

記事投稿日📅 April 07, 2017

⏱️3 分で読めます

iPhoneアプリで面白そうなゲームないか探していたところ、APPストアで上位にきていたゲームブック型(小説型)RPGの "Sorcery 3"を発見。最近ネット記事ばかりで英語の物語的なものを読んでいなかったのもありプレイしてみることにした。

ざっくりゲームの概要

基本小説を読み進めて、その都度出てくる複数の選択肢を選んでゲームを進行させていく。「物語中の選択肢を選ぶ」というところ以外にもインタラクティブな要素として、「モンスターバトル」、「呪文の詠唱」、「スタミナ管理」がある。

文章の英語レベル

語彙力に自信がない人はプレイが面倒くさくなるレベル。私見だが、カジュアルにプレイしたいのであればWeblio語彙力診断テストで、平均100ぐらいは最低ないと、知らない単語が多くて読むのを挫折してしまうかもしれない。知らない単語がでてきてもいちいち調べないで適当にやってみるスタイルの人であれば無問題。毎回知らない単語が出るたびに英単語調べるのがそんなに億劫でないモチベーション高めの人ならとりあえずプレイしてみるといいかもしれない。

ゲーム性、難易度

要は、若干インタラクティブな要素があるいわゆるゲームブック。ゲームそのもののクオリティは非常に高い。しっかり作られたストーリー、音楽と、緻密なイラストレーション。中世とか洋ゲー好きな人向けかもしれない。世界観は私的にBethesda Game StudiosのOblivionに、飲んの少しアラブ臭足した感じ。

基本的には読み物なので、英語が読めればゲームとしての複雑さはない。また、モンスターとのバトルでスタミナを浪費した場合など、バトルを最初からやり直すこともできるため、難易度もあってないようなものかもしれない。

バトルシステム

結構ユニーク。お互いにHPが画面上部に表示され、それを削り合う。限られたスタミナをどう消費してバトルを回していくかが鍵になる。プレイヤーがする事は、スタミナをどれぐらい消費する攻撃をするかを選ぶだけ。スタミナ消費0だとガード。モンスターとの自分の消費スタミナを比較し、数字が大きいほうが数字の低い方のHPを2削り取る。多くのスタミナを消費すれば勝てる確率が上がるが、次以降の攻撃に大きなスタミナを消費できなくなる。

理想の勝ち方は、相手の消費スタミナよりも0.1多いスタミナ量で攻撃を仕掛けること。ディフェンスに回った場合は、攻撃に割くスタミナが回復しつつ、敵の攻撃の強さに関係なく受けるダメージを1にすることができる。

呪文(スペル)の詠唱

これもユニーク。まずプレイヤーは最初からすべての呪文を覚えている。それもかなりの数。呪文は全てアルファベットのような記号3文字で構成されている。通常のRPGでは呪文を使う場面では当然、使える呪文リスト的なものがでてきて、プレイヤーがその呪文の名前を選択することで呪文が発動するのだが、このゲームでは呪文効果とその効果に該当する3文字をあらかじめプレイヤーが物理的に記憶しておかなければならない。然るべきタイミングでスタミナを消費するためには、実際にプレイヤーがあらかじめ呪文書をしっかり読んで、対応する文字を暗記することが必要とは、最近のヌルゲーに対するアンチテーゼであろうか。結局多くのプレイヤーは攻略サイト的なのでカンニングしちゃったりするんじゃないかな。

まとめ

ゲーム好きで洋書にトライして英語力あげたい人には良いゲームかなと思う。

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