【2017年度版】Vancouver Sun Run(バンクーバー サンラン)ついて知っておくべきこと、詳細、準備、テクニック等のまとめ。

Vancouver Sun Run(10kmランニング) について知っておくべきこと、詳細、準備、テクニック等のまとめ、2017年度版。
記事をシェア

Vancouver Sun Run(バンクーバー サンラン) っていったい何?

1985年より続いてる年1の北米最大規模のランニングイベント、世界的にもメジャー。走る場所はカナダのバンクーバーダウンタウン周辺。殆どの参加者が10キロを走るが、キッズ向けの2.5キロレースもあり、その他に車椅子部門もある。参加者人数は2017年度は約39000人。参加者全員にSun Run Tシャツが配られる(着なくてもよい)。男女別年齢別で部門がわかれており、タイムが早かった人には賞金がでるため、地元のじいちゃんばあちゃん、子供たちから、プロのランナーまで人種国籍問わず多くの人が参加する。2008年と2011年度は世界中の全ランニングイベントの中で世界1位の出場者数を誇った。過去最大参加者数は2012年の89000人。ちなみに日本過去最大のランニングイベントは2010年の東京国際マラソンで当時の参加者は30170人。

サンラン、レース日時

毎年4月の3週目か4週目の日曜朝9時から行われる。ほぼ第3日曜日。2014年だけ祝日のイースターが第3日曜日でかぶったため第4日曜日になった。

下記、各年のサンラン、レース日

  • 2011年(第27回) 4月17日
  • 2012年(第28回) 4月15日
  • 2013年(第29回) 4月21日
  • 2014年(第30回) 4月27日
  • 2015年(第31回) 4月19日
  • 2016年(第32回) 4月17日
  • 2017年(第33回) 4月23日
  • 2018年(第34回) 4月15日
  • 2019年(第35回) 4月21日
  • 2020年(第36回) 4月19日
  • 2021年(第37回) 4月18日
  • 2022年(第38回) 4月17日
  • 2023年(第39回) 4月16日

参加方法、料金(2017年度)

お金を払えば誰でも参加できる。個人で参加する方法と、チームで参加する方法がある。

個人参加の場合、サンラン、レース開催年の1月31日までに登録をオンラインで済ませれば$49。以降の4月18日までの登録はは$57程かかる。

キッズや車いす参加、2.5キロレースの登録は料金が異なるので詳細は公式ページで。

チームの場合は最低10人以上集めることが必要になってくる。2月10日までは$49、以降3月31日までの登録には$57かかる。

サンラン前日までにしておくべき準備

パッケージピックアップ(Race Package Pickup)

サンランレース前々日(金曜日)の朝10時から夕方7時と、前日の土曜日朝10時から夕方5時までの間に、個人で参加する人全員がパッケージピックアップをしに、Studium Chinatown駅そばのドーム(765 Pacific Blvd at BC Place Stadium)に行かないといけない。ここで、Sun Run T-shirtと、timing tag(スタート地点通過時間とゴール地点通過時間を正確に測る電子タグ)、race bib number(自分のゼッケン。紙に印刷されている)を受け取り、受け取ったことを通知する。ちなみにスタジアム内ではスポンサー企業が運動靴や健康食品の販売などをしている。チーム参加の場合、代表者のもとに一括でチーム全員のパッケージが届けられる。

サンラン前日までの体づくり

タイムを狙うなら体づくりとコース確認はしておくに越したことはない。ここでは普段あまり走らない人向けに簡単できる調整法を記載しておく。

炭水化物と水を、レース一週間ぐらい前から多めにとるように心がける

炭水化物は、白米が一番よい。パンやパスタなどよりグリコーゲンに変わりやすく、消化の時間も短めなので効果が高い。水分も多めにとるようにしておくといい。

とくにサンラン前日の夜は、激しい運動はひかえ、タンパク質、脂質等の割合よりも炭水化物の割合を多めにとる。

エクササイズ

いきなり10キロ走ると、普段運動してない人はほぼ間違いなくレース後になにかしら問題がおきる。時間に余裕がある人は5km程度でよいのでランニングをレース2,3日前まで済ませておくといいかもしれない。ポイントは筋トレを行うというよりは、肺を慣れさせる意識でやる方が即効性が高い。心拍数をかなりあげたランニングを少し取り入れることで、VO2MAX(最大酸素摂取量)をあげることができる。

トレーニング時は、可能であればアスファルトなどの硬いロードを長距離走ることは慣れてない限り控える。特にランニング初心者はシンスプリントになったり、膝周り、足首回りを痛めやすい。近所にアスファルトの道路しかランニングコースがない場合は、クッション性の高い靴を選んだり、厚めの靴下をはくなりして、地面からのダイレクトな衝撃を緩和する工夫をしておくとよい。youtubeで「ランニング テーピング」等で検索すれば効果的なテーピング方法を紹介した動画などもあるので、余裕のある場合はテーピングも事前に施すことでリスクを抑えることができる。

サンランレース当日

7時に軽めに白米を食べる。8時~8時30分にバナナを軽く食べる。お水も多めにとっておく。重さになるので食べ過ぎない。朝食べるのが苦手な人はバナナだけでもいいかもしれない。人もよるが、白米は飲み込んでから消化されてブドウ糖になるまで1~2時間,バナナは30分~1時間。

体を冷やし過ぎないようにこまめにストレッチをしておく。肩甲骨や腰回りなどは念入りに。

ダウンタウンは朝からSun Run Tシャツを着た人で賑わっている。町中の人が同じイベントに従事するのかとおもうと、大きな一体感が感じられる。

スタート地点と、その周りの施設について

スタート地点とゴール地点は違う。スタート地点では有料で荷物を預かってくれる場所(レース終了時にはゴール地点までもってきてくれる)がある。仮設トイレもある。前日までにパッケージピックアップできなかった人は、当日でもピックアップができるが人が多すぎて戸惑うのでお勧めしない。ギアチェック(荷物預けられる場所)は各走行グループ間に大きなトラックが来ていてそこで預けられる。結構並ぶので、預けたい人は早めに行った方がいいかもしれない。ちなみに$5。

スタート地点付近の詳しいマップは公式に上がっている。Start Area Map - Vancouver Sun Run

厳密なスタートラインは ダウンタウンの Georgia and Thurlow streetの交差点に設置された黒色の電子パーツ埋め込んだ床(2016年度)。ここを通過することでtiming tagがカウントをスタートを始める。

Bib number毎にスタート場所とスタート時間が変わってくる。番号が大きくなればなるほど後ろからのスタートとなるが、実際にタイムが計られ始めるのは上記のタイルを通過したタイミング。自分のbib(ゼッケン)の色でおおよそのスタート場所と時間がわかる。一番早い青いWaveに所属している人は9時きっかりのスタートだが、8時15分までに現地に到着していないといけない。青グル―プ(wave)の後ろから、黄、緑、白、紫、赤とスタート場所と時間をずらして、Georgeia Stを Thurlow から Seymour street あたりまで参加者がスタンバイし道を埋め尽くす形になる。

スタート地点ではスタートする直前まで待たされることが多い。当日雨などで寒い場合、待ってる間に体が冷えてしまう。慣れている参加者は、ごみ袋に穴をあけて身にまとって体をあたためている(スタートの直前で捨てる)。

その他細かいエチケットなど、公式ページに書かれているので目を通しておくとよい。 Sun Run Runing Etiquette Guidelines

レース中

レース中は車道を走ることになるため、当然信号待ちなどは起こらない。コースで道に迷う事はまずないと思うぐらい人であふれている。

スタート地点付近

大量の人間が一斉に走り始めるため、スタート地点はもたつきやすい。特に第3グループ(緑)以降にはエンターテイナー達が多く含まれているので注意。例年着ぐるみを着てお祭り気分ではしゃぎに来ている人や、乳母車押しながら参加する人などがいる。

Denman streetに突き当たるまでは緩やかな下り坂。出だしの下り坂という事で普通に走っていれば最も早いペースになりやすい場所。 Denman Streetにぶち当たったところまででだいたい1キロある。この最初の1キロは人がまだ密集していて、周りの走るペースにあわせてジグザグ走行を余儀なくされたり、前後方左右の人間サンドイッチをくらい自分のペースで走れない。そういうもんだと思いストレスをためないようにする。

3,4キロ地点あたり(Burrard の橋が近くに見えてきた当たり)で、飲み物を配っているボランティアの方々と遭遇する。飲み物を受け取るために直前を走っているランナーがスピードを緩める場合もあるので注意する。

中盤付近

Burrard streetの橋に差し掛かる直前がコースの半分の5キロ地点。橋の直前では距離が短いが上り坂があるので太ももに乳酸がたまりやすい。

橋の後半は下り坂なのでスピードが乗りやすい。膝への負担も大きいので、転ばないように注意する。個人的にここまでくると気持ちが楽になる。

バラード橋を渡り切り、グランビルの橋下を通過するまでの道のりで、またも水分補給所が設置されている。

終盤付近

気力の勝負。ラストスパートのCambie Bridge が見えたあたりから、ガチ勢の方々は再びペースを上げ始める。

最後のCambieの橋上では、もはや太ももの筋肉やれ全身の筋肉が疲労で大変なことになっているが、ここで出し切らないとあとあと後悔すること山のごとし。

レース後

自由解散。トップの人は朝9:30にはゴールしている。ゴール地点では水を配っている。そのまま帰宅してもよいが、スタジアム内に入ると、ベーグル、バナナ、オレンジなどが山ほど置いてある。また各スポンサー、メーカーの試供品(プロテインドリンク、チョコレートバー、パスタ等)が色々ともらえる。

大抵の場合、自分がゴールした直後にはSportStatsでタイムが公表される。自分の名前かbib番号で検索することで、タイムと順位を確認できる。

新聞に自分の名前とタイムが載る

スポンサーの Vancouver Sunが発行する新聞 "Vancouver Sun"(そのまんま)に後日、全参加者の名前とタイムが記載されるので興味のある人は購入するとよい。

凄く大まかな年齢性別別目標タイム

人種年齢性別様々な人が参加するこのレース、当然ゴールタイムも人それぞれなので、ここでは超個人的な目安タイムを記載しておく。

ガチ勢、トップレベルの人達

2016年度の男子1位の人のタイムはカナダ人のEric Gillisで28分62秒,女子1が同じくカナダ人のLanni Marchantで32分15秒。長距離のプロアスリートは南アフリカ出身の人が多く、例年みてもケニアの選手が賞金を搔っ攫っていくケースが多いのだけれど、2016年は男子女子ともにカナダ人だった。

20代,30代男子で運動に自信がある

40~45分目指しましょう。特に細かい調整をしなくても、運動に自信ある人は気合で40分台前半がだせるんじゃないかと推察。40分切るためには多少なり「走る事」に慣れていたり、走り方のテクニックを知っていないと厳しいかもしれない。

20代,30代男子で運動に自信がない、運動は得意ではないが嫌いでもない

1時間きれれば早い方です。たぶん平均が丁度1時間とかぐらいなんじゃないかと推察。

20代,30代女子で運動にそれなりに自信がある

50分切るのを目指す。

20代,30代女子で運動に自信があるわけではないが、走ることはそこまで嫌いでもない

80分ぎりを狙う。70切れたら平均か、それよりちょっと早いくらいかなという感じかもしれない。

友人に誘われて、しぶしぶ参加する運動に全く自信が持てない全年齢の男女

怪我をせずに完走をめざすとよい。コツは、周りのペースに引きずられないように序盤かなりゆっくり目に、早歩きよりもちょっと早い程度の速度で走り出しておくこと。そのままペースを一定にすることを心掛ける。

賞金 Prize(2016年年度)

合計賞金額は$25,000

男子総合、女子総合

1位
$3,000
2位
$1,500
3位
$750

カナディアン男子、カナディアン女子

上記とは別に可算される

1位
$2,500
2位
$1,500
3位
$1,000
4位
$500
5位
$250

40歳以上男子、女子40歳以上

1位
$750
2位
$500
3位
$250

ボーナス(カナディアンの選手のみ適用)

男子29:00以下、女子33:00以下
$500
男子28:30以下、女子32:30以下
$1,000
男子28:00以下、女子32:00以下
$2000

その他詳細

公式ページはこちら : Vancouver Sun Run

記事をシェア

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterで0lloをフォローしよう!