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赤ちゃんとハイキング、生後3ヶ月を抱えて標高1200メートルを登山した時の話

  • childcare

更新日📅 June 08, 2020

記事投稿日📅 May 10, 2019

⏱️4 分で読めます

どういった経緯でそれをすることになったかは省き、何が起こるのか、どういった用意があると助かるかなどを備忘録として残しておく。

どれぐらい時間が追加でかかるものなのか?

今回登った山は私が自分1人ですでに50回以上登ったことのある慣れた山道で、1人であれば最速38分で登った事もある。

タイムを意識などは全くせずに、安全第一で登ると結果として丁度100分かかった。

時間がかかるのはオムツ替えとミルク

後述するが、一人でノンストップで登れる山道でも赤子が一緒だと途中止まらざるを得ない状況に陥る。今回は100分間の登山中おしめ替えで2回、ミルクで2回立ち止まった。

オムツは多めに。標高が高くなると下痢をする?

気圧が低くなるせいか、山道の半分を超えてから下痢気味のウンチを小出しするようになった。気圧関係なくたまたまそういうコンディションだった可能性もなきにしもあらず。

どんなに長くかかるとしても2時間以内で登りきれるだろうと見立てていたのでオムツは2枚あれば余裕で足りるだろうとふんでいたが使い切ってしまった。

おむつを替える場所に困る

平でゴツゴツしていない場所はない(山質や天候にもよるとおもうが)ので、おむつをどうやって替えかというのが非常に問題になる。

自分は背負っているリュックをクッションがわりにしてその上に赤子を乗せてオムツ替えをしたが、難易度が非常に高かった。リュックをクッションがわりに平にできるように内容量や内容物を確認して練習しておいた方がいいかもしれない。

試してはいないが、布おむつを持って行って空中でおしめを変えるという荒技もありかもしれない。自分は紙おむつしか持参していなかったので、空中でのおしめ替えは困難を極めたが、布オムツであれば(履かせるタイプ)赤子を膝の上に縦抱きする要領で乗せて、寝かせる事なくオムツを替える事ができそう。

赤子の耳抜き

標高が上がってくると耳抜きをする必要がでてくるが、赤子は自分の意思でそれを行う事が出来ない。

ミルクを飲む過程で耳抜きができるということを知っていたので、ぐずり始めたらお腹が空いてなかったとしても哺乳瓶を口に持っていってあげて少し吸わせると効果があるかもしれない。

お尻拭きは多めに持っていくこと

前述の通りお腹を下す事があるのに加え、自らの手を素早く拭くのに使える。

ゴミ袋も忘れずに持っていこう(使用済みおしめとワイプ用)。

防寒対策

登山で身体を動かし続けて発熱している自分と違い、赤子は自分ほど発熱しないため標高が上がった時に感じる温度に差が出る。自分が暑いと思っても赤子は寒いと思っているかもしれない可能性があることを意識して、赤子用の防寒対策は考えること。

紫外線対策

状況次第では長時間直射日光が赤子の顔面にあたることになるので、赤子用の帽子やサングラスなどはあった方がいいかもしれない。ゴムがついてて落ちないものが好ましい。

登山中の赤子のだき方

自分の赤子は生後3ヶ月半で首はしっかり座っていた。首がしっかり座っていない赤子だと登山に縦抱き状態で長時間付き添うのは負担が大きいため出来る限り避けた方が良い。

この月齢だと基本的に抱っこ紐で対面になって抱きかかえることになると思うが、登る傾斜がきついときは登っている時に自分の膝と赤子の足が何度も接触する、赤子や自分の体型にもよるとおもうが、自分が前傾姿勢で膝を高くあげた時に赤子を強く圧迫するようだと赤子にとっても負担が大きくなるので、何か工夫か、歩き方を変える必要がでてくる。

基本的には両手を話していても抱っこ紐だけでしっかりと赤子が固定出来ている状態が望ましいが、窮屈にしすぎないこと。赤子が自分で鳥の声を聞いたり自然を見渡せるだけの稼働スペースを残す。

自分は結果的に前傾姿勢を取りずらいため、背筋が伸びることになる。赤ちゃんを前に抱えた状態で長時間背筋を伸ばすので、自分の体幹、背筋を鍛えるのには効果が良さそう。

普段日常ではボバを使って抱いている自分も、この時はゴツめの抱っこ紐で登山に挑んだ。

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