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ダーツにはまり、ど初心者の状態から2ヶ月間毎日練習してカウントアップで800点越えするまでの軌跡

  • sport

更新日📅 June 08, 2020

記事投稿日📅 October 02, 2017

⏱️5 分で読めます

日本に住んでいて会社員をやめてから、海外に移住するまでの間に自分がはまったことの一つである「ダーツ」の話。ソフト―ダーツで、Dartslive2が開いてるときは基本そちらだが、たまにフェニックスもやるかんじだった。ど初心者だった自分がカウントアップ(8roundの計24投)で800点取るまでに学んだ軌跡をメモ。

ど初心者の頃→ちょっとだけダーツにハマるぐらいまで

お店においてるふにゃふにゃのダーツを使っていた。投げ方は上手い人の投げ方の見様見真似。持ち方は少し意識していたが4フィンガーを使っていた。ネットでスタンスやれ投げ方をちょっと検索し、右投げ右肩目のみオープンして投げるという事を意識していた。点数はバラバラで、内側の円にダーツが入らない事がとても頻繁にあった。

友人と遊ぶときにダーツに行くことが増えてから

友人と遊ぶときのレパートリーに「ダーツ」が入ってからは、少し上手くなりたいと思い始めるようになってきた。ネットで投げ方を検索したり、プロのプレーヤーの投げる様子をyoutubeで見たりするようになる。次第に高得点を出すことよりも、効果的な練習かどうかを意識した時間の過ごし方を心掛けるようになる。得点ばかりを気にするのでなく、3本のダーツを集中してタンタンと一定のリズムで投げ、3本のダーツの着弾地点を結んだ三角形の大きさを気にするようになる(三角形が小さいほうが集弾性が高くてよい)。

1人でダーツの練習をしに行くようになる

マイダーツの購入を検討。ネットで調べて、バレルに含まれるタングステンの量が重要だという事を知る。90%ぐらいの量が理想らしいが、そうなってくると値段も高くなってくる。結局自分はミディアムサイズのシャフトに、スタンダードなフライトと赤いチップを購入した。たち方や持ち方をネットで調べてできたものをいろいろと試しながら、スコアを気にせず練習する期間を少し設けた後、結局4フィンガーのオープンスタンスに落ち着いた。ブルの位置と右肩右ひじの位置が一直線になり、毎回同じコンディションで投げたかった自分にとっては、ミドルスタンスより分かりやすかったのが決め手。とにかくひたすらブルをめがけて投げた。ブルを狙った場合はほぼ、内側の円に入るレベルになる。Low Ton(1ラウンドで100以上) が1カウントアップのゲーム(8ラウンド)中1,2回ぐらいの割合ででるようになる。マイダーツを購入することで、ダーツの重さに意識を向けることが非常にしやすくなった。

手が腱鞘炎気味になる。カウントアップのスコアが伸びにくくなり、スランプを感じるようになる。

1セット(3投)なげて一度もブルがでないと焦りを覚えるようになる。ブルの中でもInner BULLを狙うようになる。集中力の大切さを痛感し始める。Outer BULLより1穴分だけ外れてブルにならないことが頻繁に起こるようになる。だんだんと集中力とエイムの限界を感じ始める。スタンスや投げ始めの位置は毎回ほぼ同じスタートで投げれている気はしていたが、ダーツのリリースポイントが不安定になってしまう事が悩みだった。肩の位置や足の位置など、しっかり固定しやすいものと違い、タイミングというのは安定化がしずらい。リリース時の肘の位置や手首の位置、投げ終わった後の手の形が毎回同じになるように意識し始めることで、スコアの上がり下がりはあるものの、アベレージを少しずつあげていく。ごくたまにハットトリック(Hat Trick : 3投すべてがブル)を決めるようになる。サイドにぶれることより、上下にぶれることの方が多かった。自分は4フィンガーで投げ続けていたが、投げた後にバレルと自分の右手人差し指の側面(バレルが当たっていたところ)に感覚が残るぐらいは投げこんだ。

スランプからの脱出

カウントアップのスコアが800超えるまでの間に起きるスランプ状態というのは、小さいものを含めるとかなりの回数起きる。そしてそのたびに気分も落ちる。とにかく投げまくり、投げている時の自分の状態を敏感に感じて修正し続けることで、ベースのエイムが修正されていくように思う。自分の中ではリリースポイントとリリース時の肘の位置、フォロースルーの安定化が困難を極めた。フォロースルーを意識するようになったのは、投げた後のダーツにかかっている回転と、ダーツの軌道が不安定であることに気が付いてから。フォロースルーを意識し始めると、投げる前と後の手首の返し具合にも意識が届くようになってくる。投げる前に手首がどれだけそり返り、どう送りダーツを送り出すかというプロセスをトータルで感じ(ダーツの重さを感じ)ながら投げるというところが、一段階フォームをより安定したものに導くための意識として必要だった。安定したフォームは、投げた後も同じフォームで同じように脱力しているもの。

カウントアップのスコアが800点超える

800点を目標にすると、単純計算で1セットで平均100以上取らないといけないことになる。これを狙いに行くときのスキルだと、まぐれでダブルやトリプルにはまずあたらない(中心のブルから距離が離れすぎており、bullを狙ってそこまで外れることがまず起きない)ので、50が取れるかミスかしか基本的に無い。1投目でブルがとれると、リズミカルに2投目3投目もブルをとれることが多い反面、1投目がミスると引きずられて2投目で修正できないことも多かった。全24投のスコアをみてみると、ブルが取れた時と取れなかったときはランダムに分散するというより、ブルの連続とミスの連続で成り立つ事が多い印象だった。初めて800点取れた時は8投連続ブルで、3,4,5セット目でハットトリックの2連続にロウトンという流れだった。この時の感覚だと、基本的に1セットで「Low ton(100以上)を取れなければまずい」感覚。1セットでブルが一度も出ないのが1ラウンドでもあると、そのときに稼ぐはずだったノルマのリカバリーに3Lowtonないし、2ハットトリックが必要になってくる。スコアが800超える場合、一度もブルを取れないラウンドの数は1回だけ許されるぐらいの感覚である。

投げない日が3日以上空くとエイムがかなり下がる

ダーツの感覚は他のスポーツの感覚と比べてもかなり繊細な気がする。投げないで時間を大きく開けると、まるで当たらなくなる。ハイスコアの腕を維持し続けたい人は、毎日投げ続けていないといけない。

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