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「乾坤一擲」って英語でなんていうの?イチかバチかという意味の英語表現

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更新日📅 June 27, 2020

記事投稿日📅 June 26, 2020

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「乾坤一擲(けんこんいってき)」の意味は、辞書によると「運を天にまかせて、のるかそるかの大勝負をすること。天下をかけて一度さいころを投げる意から。『乾』は天、『坤』は地の意。『一擲』はひとたび投げること。『一擲乾坤いってきけんこん』ともいう。」

「イチかバチか」という言葉と似たような意味だが、こういった表現を英語でどういうのか、いくつか紹介していく。

take the chances

"I'll take the chances whatever the outcome." 「いちかばちかやってみよう」(自分で自分にいいきかせる)。

"Let's take a chance." 「いちかばちかやってみよう」(呼びかけ)。

"chance"を単数形にするか複数形にするかだが、どちらをつかっても基本的には問題ない。細かなニュアンスの違いとしては、この言葉にかぎらず英語では不特定の「分野」的扱いで名詞を使うときは複数形を使うというのがあるのでそれといっしょの感覚だろうか。("I like a dog"とはいわずに"I like dogs"と言う。)つまり複数形にしているときはチャンスの内容が曖昧で多岐にわたる可能性が考えられるときである。

stake all

"We are staking all for it." 「まさに乾坤一擲の場合だ」

"stake"を辞書で調べると、「くい,棒、火柱」などがでてくるが、ここでの意味はギャンブル的な意味での「掛け」である。"stake all"で「有り金をすべてかける」all-in的ニュアンスがある。

all or nothing

"I'll play the game of all or nothing." 「いちかばちかのゲームをする」

"all of nothing"を使う場合のイチかバチかは、追い込まれている局面で使われる場合が多い。 どうしようもない場面において、成果をだすか、出さなければ終わりといったニュアンスが含まれている。

do-or-die

"It's do-or-die" 「それはいちかばちかだな」

"all or nothing"とほぼ同じ意味で、窮地に陥っている場面で使われる。

might as well

"I might as well." 「とりあえずやってみるか」

軽いノリでとりあえずやってみる場合に使われる。"I might as well do it"「とりあえずそれやってみる」になるが、文脈上なにをするのかが明確なときは文末の"do it"を省略して、"I might as well"とだけ言っても通じる。

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