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カナダの妊娠出産関連制度、育休やお金のはなし

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更新日📅 June 08, 2020

記事投稿日📅 February 04, 2019

⏱️2 分で読めます

カナダにおいて妊娠〜出産期間において受けられる金銭的サポートなど、学んだことをざっとメモっておく。ちなみにBC州での話なので、カナダ国内であっても州によっては違いがあるかもしれない。

母親はmaternity leaveの他にsick leaveというのがある

sick leaveは、maternity leaveに入る数週間前に取得するケースが多いらしい。妊娠による体調不安定から、仕事を休み、その間の金銭的補助を政府からもらえる仕組みである。

父親の育休は最大で35週間もしくは61週間どちらかが選べる

正確ににいうと、父親専用の育休というわけではなく、parental leaveという夫婦共有の育休のことで、母親専用のmaternity leaveとは別に取得することができる。

この期間中は、取得する側、例えば父親が取得する場合、父親が得ている給料の55%が政府から1週間おきに支給される。限度額があるので、ある程度の給料を得ている場合は55%に達していなくとも打ち止めになる。

parental leave周りは、毎年のように法律が微妙にかわっているので、随時政府のページをチェックしたほうがよい。

入院出産費用がすべてMSPでカバーされる

妊娠中の検診も、特別なことをしない限り通常はすべてカバーされる。

日本と比べると圧倒的に通院回数が少ない。超音波検査は、妊娠発覚から出産までの間に合計2、3回ほどしかおこわない。

17歳以下の子供がいる家庭には政府から毎月援助金がでる

子供の年齢に応じて援助額が変わる。

粉ミルク(formula)の値段が高い

また、pump(搾乳機)を使って授乳する方法も日本よりポピュラーだと思われる。

pump machineは通常数百ドルするが、助産婦の施設などで貸し出しをしているところも多い。我が家はpump milkとダイレクトな授乳を併用しているが、なかなかおすすめ。

上記もろもろの制度は、オンラインで申請ができる。会社や医師にやってもらうパートもあるので、事前に相談しておくこと。入院や出産費用に関しては、特別なことがない限りは立て替えなどすら発生しない。帝王切開(C-section)の場合もしっかりカバーされる。

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