ハイバック上達の軌跡、習得に時間のかかった意識等 - バドミントン

ハイバックショット上達の軌跡、習得に時間のかかった意識等 - バドミントン
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バドミントンをはじめて何年かたつが、未だにハイバックがうまくいかない。週2回程バドミントンする時間をとっているが、レクリエーションとしてやっているとどうしても今まではゲーム(特にダブルス)主体になっている時間の使い方をしていた。なので、毎回必ず最低30分はハイバックのみをひたすらノックする時間をとり、上達の過程をここに残すことにした。ちなみに自分は右利きである。下記では上から順に時系列で気が付いたことをメモっている。なので特に学習初期、上部の気づきでは、非効率な方法や考えも含まれていると思うが、それも試行錯誤の一部という事で残しておく。

最終的にはこんな感じで打ちたいよな~な動画

実戦でこんな感じで打ちたい。ただ、今(この記事執筆時)になって思うと、いきなりこれを真似するとうまくいかないよなあとも思う。

理由は、ハイバックショットでパワーを生む体の使い方を学習するには、「ネットにむけて背を向けてサムアップでない握りで持ち、はじくように当てる」ということを学習したあとのほうが、この動画のように「背中をそこまでネットに向けずに、ネット寄りの打点で打っても勢いよく飛ばせるやり方」を理解しやすいからである。ちょっと何言ってるかわかりません、という人はこの動画の事は気にしなくてよい。

ハイバックのグリップはサムアップでないことに気が付く

これが一番最初の気づきだったきがする。

ラリー中にバック側で奥に差し込まれるような球を、ディフェンシブなサムアップ持ち(典型的なレシーブ持ち)で迎えたままでいるとどうしてもストレート方向にしかシャトルを返球できないし、球速もでない(ただし安定はする)。

おそらくハイバックを習得したいと思っている人の多くは、この、「ラリー中にバック奥に差し込まれたときの返球がストレート手前の一択のみしかない」というのがあると思う。

私の場合はこのあとに、ストレート奥にも返せるようになりたいという思いでハイバックショットに憧れ始めた。youtube上の動画でハイバックの参考動画などをいろいろさがして研究をはじめて最初に学んだ事が、ハイバック時にはラケットの持ち方を変えるという事だった。

動画によっては様々な持ち方を紹介しているが、自分がやりやすいとおもって採用したのは上記。私にとっては普通にスマッシュやクリアを打つときの握りとほぼ同じにぎりである。親指だけラケット側面にくる。

ちなみにyoutubeでたくさんのハイバック関連の動画をリサーチする過程で、原理的なものを知識として詰め込んだのもこの時点。

ノックをしてみても全然飛ばない状況が続く

原理がわかったところでノックをしてみても、まったく飛ばないまま。体全体がなにか不格好で、ラケットがただしくシャトルにミートしていない感じがする。

この時おもったのは、打点が定まらない問題と、シャトルを迎えに行くまでのタイミングがとれていない事。

シャトルを迎えに行くタイミングの取り方は、実際にノックをしてくれる相手がいないとなかなか練習ができないという事で、1人の時にはまずハイバック時の打点をしみこませるための壁打ちを行った。

インスピレーションを得るきっかけになった動画は下記

片山さんのこの何気ない壁打ち動画をみると、別に一生懸命全てをフルセットでトレーニングしなくても、1人でもくもくとと改善できる点はあるなと気づかされる。

体全体の使い方に関心が向く

参考になった動画

特に「なるほど」とおもった点は、左肩の動きである。

素振りを何度かしてみると、たしかにインパクト時に左肩甲骨を右肩甲骨より強めに閉じるという動作をすることでっぽくなることに気が付いた。左肩を引くかんじ。

この時点での自分は、素振りをしてみると、なかなか勢いのあるスイングじたいはできているが、ノックになるとまったく思ったようにシャトルにラケットをあてられず、結局飛ばないというレベル。

ちなみに上記の動画は大事なことたくさんいってるとおもわれるが、動画を発見した当時の自分にとっては情報量が多すぎてたいして吸収できなかった。ある程度上達してから見返すとまた得るものがあると思う。

壁打ちでパチンとはじく感じがつかめるようになる

とりあえずフォアっぽい持ち方で裏拳をするかんじで壁打ちをしていると、壁に背中をむけてうちつつ、それなりに勢いがあっても打球音もいい感じな球がたまにうてるようになってくる。

この練習を通じて、ハイバックをうつときにうちやすい自分の体ととシャトルの位置関係がすこしずつわかってくる。

また、手首周りの使い方に関して疑問を感じるようになる。

とある動画では、「手首の回外運動を使うためにリストスタンドを崩さずに運動連鎖させて打つ(イメージ的には刀を鞘から抜くように)」と説明しているのに対して、一方の説では、リストスタンドとかごちゃごちゃ気にせず、変にひねらずに、裏拳スタイル、手首のスナップを使う、つまり、打つ直前はリストスタンドになっていない状態を説いてるものがあって混乱していた。

自分は初めは前者で練習していたが、ハイバックを多用する友人に「ひねるな」と言われてから少し意識するようになったこともあり、ひねらないのを練習したところ、こちらのほうがインパクト感がよく、音もよかった。

ミートの感覚がわかってきても、依然としてたいした飛距離はでない。ちなみにこのころから、ハイバッククリアーを半ばあきらめつつ、ハイバックのクロスドロップ、あわよくばハイバッククロススマッシュと呼べる程度の速度がでるものの習得に時間をさくようになった。

今になって思うと、ハイバッククリアーより、ハイバッククロスドロップを先に練習したほうが近道な気がする。

シャトルが自分の頭上をちょっと追い抜いたあたりのタイミングが打ちやすい、となるまで

各動画をみて常々おもっていたのが、打点の位置(奥行的な)である。

自分はシャトルをハイバック時に自分の真横か、若干ネットより(背中側より)でうったほうがやりやすく感じていたのだが、どうもみなさん、自分が思っているよりも若干差し込まれた地点、つまり自分の真横をさらにつうかして、自分の背中側から正面側にシャトルが侵入してきた後で打つ方が心地がよいらしいのである。この感覚を理解するのにはかなり時間を要した。

ターニングポイントになったのは、上記でもふれたが、手首の使い方の見直しだった。回外運動とリストスタンドを意識しすぎるのをやめて、手首スナップでテイクバックを少し意識しはじめたあたりだろうか。

また、自分はインパクト時に右足が同時につくときと、右足が先につく場合二つあるが、前者の方が返球が安定していた気がする。

この頃から、ハイバックショットを行うもう一つのメリットに気づき始める

ハイバックショット、後から気づいたもう一つのメリット

今までは、ハイバックのメリットをコートのカバー率だとか、バック奥に差し込まれたときのリターンのバリエーションが増えるとかぐらいに考えいたが、この「シャトルインパクトと右足同時着地」の感覚を習得してからはもう一つのメリットに気が付いた。それは「速さ」である。

主なケースとしては、バック奥に浅めの球、(ちょっとういたドライブや低めのドリブンクリア)を打たれたときに、背伸びをしたかんじでシャトルを迎えてハイバックをインパクトする時だが、これのリターンスピードは同じ球種をラウンドで取りに行くよりも早い。球速が早くなるという意味ではない。インパクトまでのモーション数の少なさと、相手が次の球種を判断するまでにもてる時間の短さの二つの要素が「速い」ラリーを構築させる。

たぶん速さ的には、上級ラウンドショット使いの、スティッククロススマッシュと、背伸びハイバッククロススマッシュは同じくらい早い。が、ハイバックのほうがカバー範囲が広い気がする(そのかわり体制の立て直しにより時間がかかるかる)。

打点は高いほうが練習しやすい

フォアでさばけなさそうな球を捌くためにハイバックを習得するつもりで、コースの厳しいノックをやるとなかなかな上手くいかない。

シャトルが体から離れている方がうちやすい

特に、サイド方向に対してである。体の真上にきたシャトルはハイバックじゃ打ちにくい、というかそれは普通にラウンドで取ればよい。裏拳でミートする感覚さえつかめていれば、サイドに流れるぶんのシャトルに関してはフォアでさばけないぐらい離れているものでもハイバックで処理できるようになってくる。

タイミングとはなにか?

ハイバックをマスターするにはタイミングを体に覚えさせることが重要、という話はいたるところでされているが、練習を続けるうちに本当にそう思うようになってきた。これはどういうことか。

相手にバック側にシャトルを打たれてから、ラウンドでとるのかハイバックでとるのかを即座に判断して最初の一動作をするところからタイミングとりははじまっている。

シャトルとの距離感の調整力と、打つのに最適な距離感を迎える時の自分の姿勢、これをマッチさせるのがいわゆるタイミングを覚えるということであって、そしてこれがなかなか習得に時間がかかる。

特に、ラウンドでとるかハイバックでとるのかの判断なんてのはもはや実戦の中でないとなかなか蓄積していかない経験値である。ノック練習時にはなるべく、ラウンドでとれそうな球が来た時はラウンドでとっても良いというルールをつけて練習するのもいいかもしれない。ラウンドで取れる時はラウンドでとったほうがいいという理論も昔はあったようだが、一概にそんなことはないとおもう。

打つ前に腕を折りたたんだ時の手の位置は胸から離れすぎないほうがよいのかという疑問

上であげた樋口孝雄さんの動画でも解説されている(全く別の解説サイトでもたしか見た記憶がある)が、

「手の位置は極力胸から離さないほうが良い」という理論。たしかに鞭的な動きをして、運動連鎖で腕を高速でしならせるためには、手の位置が胸の位置に近いほうが、左肩甲骨を引いたときに「グイッ」と腕がより高速で伸びる感じはある。ただ、これだとどうにもタイミングがとりずらい。

自分の今のところの考えだと、高く上がった時間的余裕のある球ならば、しっかりこれをするフォームつくってやったほうが力をたくさんつかえるのだろうが、実際の追い込まれてハイバックを使うシチュエーションだと、ここまで腕を一度しまい込むという動作はなかなか時間がかかって省きがちになる。腕や手首の感覚をしっかりつかんだ後で、さらに力を増幅させるテクニックとして段階的に、後期に覚えたいテクニックなきがする。

この動画ではポイントをしぼってハイバックを解説しているが、手の位置が胸から結構離れているきがする。また、背中をまるめこんでパワーをためる、というイメージはこの動画が一番わかりやすく解説している。

ストレートとクロスの打ち分け

はじめはクロスショットのほうを難しく感じていたが、背中を完全にネットにむけて打つ感覚をつかんでくると、ストレート側にうつほうが今度は難しさを感じるようになってきた。

同じフォームではじいて打つ場合、ストレートに打つときのほうがインパクトのタイミングが若干遅れ、打点より自分の体より前の(ネットからよりはなれた)位置になる。

スローモーションでインパクトの瞬間を確認する

iPhoneのデフォルトカメラアプリのスローモーションで、自分のフォームを撮影してみた。

フォームはだいぶ改善されてきているが、シャトルの下の入り方とタイミングにまだ安定感がない、そしてそれがそのままショットのクオリティに直結している印象があった。

つまり、安定していいショットをうつために大事なのは結局タイミングの取り方ということ。

また、インパクト時にラケットがシャトルに当たった瞬間パワー負け?してブレるということが発生していた。スローモーションで撮影するまでは自覚のなかった現象。これにより、インパクト時のはじきで具合で力の伝導率がいくらかロスしていることが判明したので、もう少しインパクト時の握りこみにも意識を集中させる必要性が認識できた。

スパーンという感じの速い球を打てている時は、インパクト前にラケットが決まったコースを走っている。上記で書いた事と被るが、背中をネットにむけて腕を折りたたんだ時に、ラケットを持つ右手が胸の位置に近ければ近いほど、インパクトまでの手の動きがレールにのって加速するような状態にもっていきやすい。体の上半身上を滑るように手が動いてるときは、あとはインパクトのときに面さえ切れなければスパーンという音がでる。

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