INVERSUS DELUXEニンテンドースイッチ版の評価、非常に良くできているがオンラインが弱い

どんなゲーム？

シンプルなシューティングゲーム。海外産で、Ryan Juckettという人が作ったらしい。日本での発売協力はKAKEHASHI GAMES。元々は別のコンソールででたものだったが、Deluxe版としてニンテンドースイッチ向けにも開発された。2017年9月28日に発売。その他、PS4,XBOX ONE,STEAM版がある。

日本のe-shopで購入ができる。日本語、英語を含めた数カ国語に対応している

なにができる？

• ローカルだと最大で4人まで同時対戦（デスマッチ）できる。おすそ分けモードに対応している。
• 1人用でひたすらCPU相手にハイスコアを狙うモードがある。
• スコアのオンラインランキングがある。
• オンラインでは1対1、2対2で戦うなどいくつかモードがある。
• ステージは複数あるが、ゲームスタート直後は殆どがロックされている。アンロックするためにはそれ以前のステージで一定以上のスコアを出し、ノルマを達成している必要がある。

操作方法

• コントローラー左側のスティックで移動。
• シューティングボタンはコントローラー右側の4つの基本ボタンがそれぞれ、右左上下どの方向にシューティングするか対応している。
• 一度に装填できる玉は5発までなので、連射するとしばらく打てなくなる。
• リロードは一定時間経過すると自動で一発ずつ装填されていく。
• シューティングボタンを長押しする事でチャージショットがうてる。チャージショットは幅が3マス分あるが、消費弾数は1つ。
• 一度チャージを始めると発砲するまでキャンセルできない。つまり、発砲しようとしている方向が固定され、かつ相手にそれが知られる事になる。
• 画面上の赤い点を自弾、もしくは自機が通過することで、次の玉が赤色のクイックショットになる。赤弾は弾速が速い。
• 敵の弾と自弾がぶつかると相殺される。
• 敵の弾を受ける瞬間に自弾を発砲するとパリィ成功となり、自弾が消去されずに敵の弾を相殺できる。

1人用アーケードの概要と感想とかメモとか

• スコアゲーである。一定以上のスコアを取ろ、ノルマ（星の数）の合計が一定数たまることでステージがアンロックされる。
• ハマる人は多分このモードに一番ハマる。
• シンプルだがシューティング初心者には難易度高めかもしれない。
• 一定以上のスコアをだすとライフが増える。
• シューティングをミスするまで、敵一体あたりを倒した時の獲得スコアが上がり続ける。
• 敵を倒すとその周辺にいる敵も巻き込む事ができる。敵を密集させてチェーンを狙う事でハイスコアを狙うことができる。

ローカル対戦、パーティーゲームとしてどうか

ゲームとしては非常に完成されているとはおもう。が、個人的にはアストロデュエル デラックスのほうがパーティゲーとしては盛り上がると思う。

その理由は、アストロデュエル デラックスは見た目がかわいいのと、パイロットモードでのパイロット追撃が単純に見ていて笑えるから。アイテムの種類も少し多めだし、展開が早すぎない点が幅広いレベルのゲーマーに受け入れやすいと思われる。

INVERSUS DELUXEは、ゲーム慣れしている人同士で遊ぶにはいいかもしれない。デザインやスピード感的にも男性ゲーマーに好まれそうなタイトルである。

オンライン要素

正直購入前はこれに一番期待していたが、購入してがっかりした。ランキングや様々なオンライン要素がメニュー画面からだとそれなりに充実しているように見えるのだが、単純に過疎りすぎててマッチングがとてもしにくい。これはスイッチ版だからこうなのだろうか？オンラインが活性化していれば、値段も安めだしなかなか良ゲーだと思うのだが、現状オンラインはフレンド登録したひととあらかじめ示し合わせてプレイする以外使い物にならないほど過疎っている。大きなマイナス要素。

2018/01/12 追記。オンラインでマッチング少しするようになってきた気がするが、かなり待たないといけない。マッチングを待っている間に1人用対戦で時間をつぶすことがでできる。

総評

64点。

ゲームコンセプトは非常に明解だし、シンプルでいてよくできたゲームだと思う。ただ、最近のゲームならオンライン要素をもう少し充実させてほしい。

せめてスコアのワールドランキングをトップ画面に表示させるなりなんなり、もう少しオンラインに力を入れて欲しい。結局のところこのゲームはアーケードのハイスコアを競うのが一番のハマりどころだと思う。自分のスコアをオンラインランキングで確認することはできるが、確認までの手順が長い。もう少し最初のメニュー画面に工夫が欲しい。のめり込んでやるモチベーションが湧きにくい。

ゲームモード毎に全く同じステージをいちいちアンロックしないといけないのは苦行。